宮島昌之(石川県)
スノーラビット色6輌入線は、在来線特急〈はくたか〉運行当時には無かった光景。(陸橋上公道より撮影)
‘15.4.4 七尾線 中津幡―本津幡
3月のダイヤ改正より運行が始まった、七尾線の特急〈能登かがり火〉であるが、4月4日の5号と折り返しの10号に、元北越急行車でスノーラビット色を纏う、683系8000番代N03編成が使用された。在来線での特急〈はくたか〉運行当時、七尾線には所定で付属編成3輌が入線していたことから、スノーラビット色の基本編成6輌が入線するのは珍しく、さらに今後外装を〈しらさぎ〉あるいは〈サンダーバード〉の色へ変更するものと思われ、北越急行より車輌を譲り受けて間もない過渡期らしい光景となった。
なお、特急〈能登かがり火〉に使用される車輌は、特急〈ダイナスター〉や特急〈しらさぎ〉と共通運用を組んでいる模様で、同日のN03編成は朝から特急〈ダイナスター3号〉や、特急〈しらさぎ56号〉および〈しらさぎ53号〉に使用されていた。この他にも特急〈サンダーバード〉と共通運用を組むこともある模様である。