福田智志(埼玉県)
車内は森の中にいるイメージを感じさせるインテリアとなった。
‘15.1.12 小田急電鉄 車内
1000形リニューアル車の特徴は木目調のドアと液晶式の案内表示器。
‘15.1.12 小田急電鉄 車内
小田急電鉄の1000形リニューアル車が1月9日から営業運転を開始した。最初にリニューアルされた編成は4輌編成の1066Fであり、最大の特徴は世界で初めて大容量フルSiC(炭化ケイ素)を適用したVVVFインバータ制御装置を採用したことであり、従来よりも約20%~36%運転電力を削減している。車内も大きく変わり、座席の色は一般席が青色、優先席はグレーとなり、天井には風をイメージしたブルーのラインが入り、壁は木目のデザインとなり、森のような爽やかなひとときを感じさせる空間となった。外観は行き先表示のフルカラーLED化、帯の色を4000形と同じインペリアルブルーに変更している。1000形は2014年度内に4輌編成2本がリニューアルされ、最終的にワイドドア車36輌を除き全てリニューアルされる計画である。