宮島昌之(石川県)
国鉄急行色になった457系A13編成。構内入換機DE10 1035に先導され松任本所から出場。
‘13.9.24 北陸本線 松任
457系に施された交流60Hz識別の細帯。
‘13.9.24 北陸本線 松任
発車を待つ457系A13編成。検査ではないため、回送で直接、運用検修センターへ戻った模様。
‘13.9.24 北陸本線 松任
金沢総合車両所松任本所に入場していた、457系A13編成(クハ455-61+モハ456-19+クモハ457-19)が「国鉄急行色」に塗り替えられ、9月24日(火)に同所を出場した。これは10月13日(日)と14日(月・祝)の両日、「北陸本線全線開通100周年」を記念して、JR西日本と日本旅行が主催する旅行プラン、「475系国鉄色編成 北陸本線100周年記念号の旅」で運転される団体臨時列車に使用するため、特別に施されたものとみられる。457系は交流50Hz/60Hz両用(交直流3電源方式)車だが、車体側面には現在国鉄急行色の475系A19編成と同様、交流60Hz識別の細帯が施されている。なお、同編成は今月上旬の時点で本線から姿が見えなくなっており、松任本所で検査を受けているものとみられていたが、国鉄色変更後の検査標記に変更は無く、床下機器や足回りなど検査を受けた痕跡は見受けられなかった。モハ車とクモハ車は前回の全般検査(平成18年8月)から既に7年以上経過しており、検査期日が近いとみられることから、今後の動向が注目される。