宮島昌之(石川県)
時折陽が差す中、試運転が行われたB06編成。
‘13.7.23 北陸本線 森本
検査のため金沢総合車両所松任本所に入場していた、413系B06編成が2013年7月23日(火)に出場、試運転を行った。重要部検査を受けたものとみられ、北陸色を保っての出場となっている。なお、現在413系は計11編成あるが、平成26年度末の北陸新幹線金沢開業(予定)に伴い、JR西日本から経営分離される並行在来線のうち、富山県側の運行会社となる「あいの風とやま鉄道」が公表している経営計画概要(最終、平成25年1月23日付け)によれば、朝夕の利用客の多い時間帯に効率良く運行するために、JR西日本から旧型車輌として413系を5編成譲渡を受ける旨記されている。石川県のJR七尾線については、新幹線開業後も現状のまま415系800番代で運行する場合、検査入場の際の代走に引き続き413系が受け持つのかについても気になるところだが、過去の検査サイクルの動向から、413系B06編成の次回の検査は全般検査で、時期は北陸新幹線金沢開業まもない頃になるとみられていて、今後の処遇が注目される。