鈴木央文(大阪府)
夕暮れ時を走る1420系。‘13.6.3 近畿日本鉄道信貴線 河内山本―服部川
6月3日、近鉄で初めてVVVFが搭載された1420系VW21編成が、信貴線に入線した。同編成は昭和59年に、当時世界最大容量のGTOサイリスタを用いた三菱製VVVF制御器を搭載した試作車、1250系として登場。その後、西大寺車庫に1252系が導入された昭和62年に1251系に形式変更。さらに、平成2年に現在の形式に改番された異端児として知られている。同線は、通常、高安車庫の1430系が運用につくが、検査時などは同車庫の2輌編成(9020系を除く)が代走しているが、1420系VW21編成が充当されるのは、今回が初めてと思われる。
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