姫野成広(埼玉県)
登別駅を力強く発車。37年ぶりの汽笛と煤煙に感動!!
‘12.5.19 室蘭本線 登別
戻りは逆向きで終着登別駅を目指す。
‘12.5.19 室蘭本線 幌別―富浦
新緑の中を颯爽と走り抜けるC11 207。旧客にも緑が映える。
‘12.5.20 室蘭本線 富浦―幌別
DE15 1520が先頭で室蘭駅を発車する。僅か7kmの区間を受け持った。
‘12.5.20 室蘭本線 室蘭
霧の中を頼もしく照らす2つの前照灯。登別へ向かう。
‘12.5.20 室蘭本線 富浦
5月19・20日の2日間、室蘭港開港140周年・室蘭本線開業120周年を記念し、登別―室蘭間で〈SLみなと室蘭140周年号〉が運行された。同区間での蒸機運行は、昭和50年12月14日にC57 135牽引による旅客列車(225列車)以来であり、37年ぶりとなる蒸気機関車の勇姿を一目見ようと沿線には多くのファンが集まった。
また登別・東室蘭・室蘭各駅では出発式や演奏会等の様々なイベントが催され、今年100周年を迎える旧室蘭駅舎でも往年の蒸気機関車や駅舎のパネル展示会、ミニSL運転の記念イベントが実施された。
なお、同列車のヘッドマークは室蘭港のシンボルとなる「白鳥大橋」がデザインされ、前後に取り付けられた。また編成は以下の通り。
往路(登別―室蘭):C11 207(正向き)+ニセコ用車輌4輌+DE15 1520
復路(室蘭―東室蘭):DE15 1520+ニセコ用車輌4輌+C11 207(逆向き)
復路(東室蘭―登別):C11 207(逆向き)+DE15 1520+ニセコ用車輌4輌