増永祐一(神奈川県)
〈はやぶさ〉のヘッドマークを掲出するC61 20。3月5日の鉄道博物館走行時とは別のもので、「隼」が青い。
‘11.5.5 上越線 水上 P:増永祐一
〈はつかり〉のヘッドマークを掲出するC61 20。
‘11.5.5 上越線 水上 P:増永祐一
多くのファンが見守る中、爆煙で通過。
‘11.5.5 上越線 沼田―後閑 P:安藤駿佑
今夏の「群馬デスティネーション・キャンペーン」に合わせて営業運転を開始する予定のC61 20であるが、こどもの日の5月5日(木)、上越線の水上駅転車台広場にてC61 20の車輌展示会が開催された。広場では同機を一目見ようと、家族連れやレイル・ファンを中心に大勢の来場者が訪れ、親子を対象とした運転席見学、水上観光PR、こども制服撮影会、鉄道グッズ・地元名産品・焼き団子の販売コーナーがあり、賑わいを見せた。
同機では時間ごとにヘッドマークが掲出された。用意されたのは〈はやぶさ〉と〈はつかり〉で、いずれもC61と縁のある列車である。
展示会の送り込みを兼ねて、同日には高崎―水上間での試運転も行われている。客車の編成は高崎寄りからオハニ36 11+オハ47 2246+オハ47 2261+スハフ42 2234の4輌で、伴車としてDD51 842が連結、水上行きはC61+DD51の重連、高崎行きはプッシュプルでの運転となった。試運転のダイヤは〈SLみなかみ〉と同じで、展示会は12時半~14時半の2時間にわたって行なわれた。