柴田 弾(福岡県)
下関駅を通過する貨物2074列車。
‘11.3.19 山陽本線 下関 P:山添大輔
頑張れ”銀釜”!
‘11.3.19 山陽本線 新下関 P:柴田 弾
東日本大震災により、日本海縦貫線での貨物輸送が増えることから、門司機関区から富山機関区に向けてEF81が貸し出された。貸し出されたのは2機で、どちらもステンレス無塗装(通称”銀釜”)の303・304号機。門司を離れることは配置以来初めてのことである。
3月18日の2074列車機次位で304号機が、翌19日の2074レ機次位で303号機がそれぞれ出発した。区名札は共に「門」が入ったままであり、現地でもそのまま活躍する模様。
以前は301号機が富山機関区に貸し出されたが、耐寒対策が施されていなかったため期間限定の運用にとどまった。今回の2機も耐寒対策が施されていないため、どのような運用になるのかが注目される。ぜひとも”銀釜”が被災地の復興の一翼を担うことに期待したい。