宮島昌之(石川県)
新たに製造された521系が金沢駅に姿を見せた。
‘11.2.16 北陸本線 金沢
第18編成も営業運転を開始した。
‘11.2.16 北陸本線 金沢
平成23年春(3月12日)ダイヤ改正で追加投入予定の521系だが、新たに6輌(2輌×3編成)が兵庫の川崎重工にて製造され、2月14日(月)に出場。その編成が公式試運転を経て、2月16日(水)に回送され金沢駅に姿を見せた。その後、折り返し松任駅へ向け出発、金沢総合車両所松任本所に向かった。今回製造されたのは米原方より第30編成~第28編成で、「回送幕」を掲示しての運転であった。第30編成~第28編成それぞれのクハユニット、クモハユニット双方の妻面(米原方に体の正面を向けたとき右手側の妻面)を見たところ、敦賀地域鉄道部の略称「金ツル」の一部と思われる「ツル」の文字が確認できた。従って、これらの3編成は敦賀地域鉄道部の所属で全て「M編成」のグループに含まれるものと思われる。
一方、2010年12月17日(金)に川崎重工を出場した第18編成が、344M普通列車に使用され営業運転を行っているのを金沢駅にて確認した。
第16編成、17編成に続くもので同日出場の3編成がすべて営業運転を始めたことになる。