濱田昂之(東京都)
小雨の中、”池多摩線”を去る。
‘10.8.9 東急電鉄多摩川線 沼部―多摩川
長期に渡り運用から離脱し、雪が谷検車区に留置されていた7700系7915Fが、8月9日に雪が谷検車区から長津田へと回送された。通例どおり保安装置の関係から、7915Fをデヤ7200形・デヤ7290形が先導あるいは両端を挟むかたちで、雪が谷大塚→蒲田→多摩川→大岡山→二子玉川→長津田のルートで運転された。
7915Fは、サハ7950形を改造した3輌で組成され、前面が9000系と類似していたり、試験的にIGBT素子を使用したVVVFインバータ制御を使用するなど、特徴のある編成だった。
すでに、後継ぎとなる7000系7106Fが到着しているため、7915Fは廃車が濃厚かと思われる。