酒井健一郎(東京都)
松島の入り江を背に最後の力走をみせる103系。
‘09.10.26 仙石線 陸前富山―陸前大塚
郡山入出場の際には見慣れた光景だが、103系としては最後の光景。
‘09.10.26 石巻線 曽波神―鹿又
仙石線で使用されていたJR東日本最後の103系が10月26日、郡山工場へと輸送された。これは先日運用離脱したことによる廃車前提のものと思われる。
当日は生憎の大雨となったが、各地から熱心なファンがJR東日本最後の103系の雄姿を収めるべく駆けつけていた。
なお仙石線内は自力で回送、石巻線内はDE10、東北本線内はED75牽引での運転となった。
これによりJR東日本から103系は実質引退となったが、リニューアルされているとはいえ、最終編成が低運転台タイプの先頭車だったことは、同形式の最後にふさわしかったのではないだろうか。
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