加藤貴大(神奈川県)
ちょっと早い桃源郷の中を駆け抜ける旧型客車。
‘09.4.1 中央本線 東山梨―塩山
渋いの一言に尽きるレトロ列車。
‘09.4.1 中央本線 春日居町―石和温泉
4月1日より、JR東日本八王子支社による「花と名水、美し色の山梨へ」~もっと、ずっと好きになる山梨~キャンペーンがスタートした。その一つとして、桃の花が見頃になる時期に旧型客車で風景を楽しめる〈レトロ桃源郷号〉が運転された。
運転区間は、去年の山梨DC関連の列車と同じ、甲府―塩山間で、特製ヘッドマークも掲出された。列車の編成は、甲府方からEF64 36+スハフ42 2173+オハ47 2246+オハ47 2261+スハフ32 2357+EF64 39であった。
中でもスハフ32 2357は、車内の座席や床が木製でニス塗り仕上げということで、利用客に非常に人気だった。車内では、硬券タイプの乗車証明書を配布し、さらにレトロ感を際立たせていた。