【神田～秋葉原界隈】肉ビルの消えた街を散策

宮本康宏

通勤型の行き交う両線だが、ときどき「新宿さざなみ・わかしお」そして「あずさ・かいじ」が彩りを添える。

‘25.9.28　総武本線 秋葉原～御茶ノ水

店名の由来である万世橋、2階建てグリーン車ともすっかり顔なじみ。

‘25.9.28　中央本線 神田～御茶ノ水

【参考画像】肉ビルの存在が大きかったことを感じる一枚。画像1・3のアングルは車道中央からのため、撮影できるのは歩行者天国実施時間帯のみだ。

‘22.12.04　総武本線 秋葉原～御茶ノ水

　かつて秋葉原電気街、中央通りを見下ろすように建っていた「肉ビル」こと、肉の万世秋葉原本店。アキバのランドマーク的存在だった同店だが、2024年3月末で完全閉店（店舗は周辺に移転して営業）。同年夏から解体工事がはじまり、2025年夏までにほぼ姿を消してしまった。その一方で、ビルの後ろを通る形だった中央快速線が、中央通りからはっきり見えるようになり、タイミングが合えば総武線各駅停車との共演も見ることができる。

　跡地の用途は不明だが、都心の一等地にふたたびビルが建つことは容易に想像がつくので、このアングルも期間限定ということになりそうだ。

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P：長谷川智紀