山陽3000系3018編成3連が高速神戸発飾磨行S特急の運用に

小原正裕

珍しいS特急の運用に入った3000系3018編成。

‘25.2.23　阪神電気鉄道神戸高速線 高速神戸

　山陽電鉄では2025年2月22日にダイヤ改正を行ったが、深夜の下りS特急の運用にも変化があった。それは、土休日ダイヤで1本のみ設定されていた高速神戸23時28分発飾磨行きのS特急が定期で3連車の運用になったことである。実際は、2024年あたりから3連車の充当が相次いでいた。このため、長らく普通運用専属であった大ベテランの3000系3連も運用に就くことがある。

　2月23日に運用に入った3018編成は1968年製、旧シンボルマークが復刻された編成で車齢は2025年で57年目だ。2000年代に3連化されているため、久しぶりにS特急の運用となった。側面表示は「S特飾磨」の表示がないため「S特急」と表示されている。

■関連記事
◆山陽3000系3074編成が再び4連化され飾磨行きS特急の運用に

P：小原正裕