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鉄道投稿情報局

海老名市の「中新田かかしまつり」と小田急線について

大手私鉄 2024.09.26

宮本康宏

居並ぶカカシから車両との最短距離はずいぶん離れてしまったが、引き続き開催されたことを喜びたい。主催者のかかしまつり保存会によれば、2022年に開催打ち切りになるところ、同会の努力により復活を果たしたとのこと。

小田急最後の白い電車、8000形と。背景は大山。

‘24.9.21 小田急電鉄小田原線 海老名~厚木(2点共)

2023年には引退迫るVSE50000形と阪神タイガース「トラッキー」の共演も実現。同年のプロ野球を征したタイガースだが、遡るとその前のリーグ制覇は2005年、奇しくもVSEデビュー年だった。

23.9.16 小田急電鉄小田原線 海老名~厚木

2002年の撮影から。新聞・テレビを賑わせた「タマちゃん」の後ろを行くブロンズのEXE30000形、こちらも今後注目を集めることになるか。

‘02.10.6 小田急電鉄小田原線 海老名~厚木

 黄金に色づく田んぼに立つカカシの姿は、秋の風物詩である。2024年9月7~22日まで、神奈川県海老名市の中新田地区では恒例の「中新田かかしまつり」が開催され、世相を映した力作カカシが数多く展示された。これまでの展示会場が区画整理事業地区となった影響で、本年は東へ約200m場所を移して展示された。と、だけ表記すると鉄道と何の関係もなさそうだが、実は2023年まで会場だった水田の脇を小田急小田原線が通過し、車窓を彩るイベントでもあった。2008年に同区間が高架化される以前は、ロマンスカー等との共演も見られた場所である。新会場は距離がだいぶ離れたものの、車内からもその様子を窺うことができた。

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P:堀 裕一

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