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鉄道投稿情報局

【当時の空気をいまに伝える】美しい状態でファンを待つEF10 35号機

博物館 2023.05.25

西村 将(福岡県)

関門トンネルの初代水先案内人として活躍したEF10 35号機。輝きを増した車体が昭和の威厳を感じさせる。

‘23.5.20 九州鉄道記念館

 九州鉄道記念館にはEF10 35号機が展示されている。

 本機は昭和16年に東京芝浦電気・汽車会社の合同製作で誕生し、翌17年の関門トンネル開業と同時に、関門トンネル内の初代けん引機としてEF30型電気機関車のデビュー前まで活躍した機関車で、現存する唯一のEF10型である。

 2023年2月に全体塗装工事を行ったことで、車体の茶色とナンバープレートの金色文字は輝きを増し、ナンバープレートの文字部分以外の錆もなくなっている。

 この5月にも見に行ったが、塗装工事後の姿のまま変化はなく、私たちに小倉工事出場後の姿を見せてくれている。

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