185系

鉄道投稿情報局

阪急6000系6003×8R編成が、2022年も8連のまま活躍中

大手私鉄 2022.06.05

小原正裕(兵庫県)

古参の6000系の6003×8R編成。

‘22.6.2 阪急電鉄宝塚本線 池田

  阪急6000系の6003×8R編成は、近年支線に転用されて短編成化される同系が増える中、2022年の現在まで宝塚線系統の運用一筋である。また、編成もデビュー当時から8連のまま変わっていない。能勢電鉄直通運用は非対応である。

 車体更新は1990年代に施行された。車内は木目化粧板の取り替え、冷風吹き出し口グリルの連続化、スイープファンを設置の上、グリルのアルミ形材の連続化、連結面の貫通扉の大形化などが行われ、座席の袖仕切りがパイプ式であることを除けばデビュー時の7000系アルミ車に近い。

 その後、新形の冷房装置への取り替え、側窓への車番表示などを経て、最近は自動放送装置が設置された。写真の宝塚方先頭の6103号の乗務員室の車掌台に自動放送用のモニタのような装置が見える。当編成は今後も宝塚本線で活躍するものと思われる。

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