水島臨海鉄道「ありがとう列車」運転

正清雄也（岡山県）

MRT303号（右）の倉敷側のヘッドマーク。

‘22.2.1　水島臨海鉄道水島本線 弥生

MRT303号（左）の水島側のヘッドマーク。

‘22.2.1　水島臨海鉄道水島本線 西富井

　2022年2月14日のバレンタインデーに、水島臨海鉄道では倉敷中央高等学校との共同企画で、お世話になっている人への感謝の気持ちを伝える日として、「ありがとう列車」を1月31日〜2月14日まで運転する。

　今回2回目となる「ありがとう列車」。使用されているのはMR303号で、水島臨海鉄道50周年記念車両だ。ヘッドマークは前後で異なる2種類が用意され、倉敷側にはMRT300形白色、MRT303号50周年記念車両、キハ37形国鉄色車両、花のイラストが描かれたデザイン。水島側にはキハ38形国鉄色車両とひまわりの花がデザインされている。どちらも倉敷中央高等学校生徒による手作りのヘッドマークで、車内は同校生徒の心こもったありがとうメッセージのポスターとフェルト生地で制作された花束とリボンによって装飾されている。

　「ありがとう列車」の運行ダイヤと運行カレンダーは、水島臨海鉄道のWEBサイトに掲載されている。運転初日には水島臨海鉄道の職員と倉敷中央高等学校の生徒が一緒に車内の飾り付けを行ったとのことだ。