185系

鉄道投稿情報局

【ロシア鉄道】サハリンの鉄道、1067mm狭軌が完全終焉

その他 2019.11.10
松原政明(神奈川県)

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最終日の朝。新雪の中に佇む、ノヴォデレヴェンスカヤ(奥鈴谷)駅。
‘19.11.10 ロシア鉄道 南部横断線 Novodelevenskaya

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旧 手井駅に進入する、77km行き列車。期間限定で狭軌と広軌の線路が併存。
‘19.10.16 ロシア鉄道 南部横断線 ホルムスク ソルチローヴォチヌイ

 9月1日より、日本時代の線路軌間1067mmから広軌1520mmへの移行がほぼ完了したサハリンの鉄道だが、最後まで1067mmで残っていた南部横断線(旧 豊真線)・ダーリニエ(西久保)~ノヴォデレヴェンスカヤ(奥鈴谷)間(12km)の営業が、11月10日限りをもって終了となった。
 また、ほぼ同時に営業を終えたホルムスク(真岡)側の南部横断線・ホルムスク ソルチローヴォチヌイ(手井)~77km乗降場(7km)については、湖畔を走る観光路線として再生する構想もあるが、流動的で、今後の動向が注目される。
 なお、同線・ユジノサハリンスク(豊原)~ダーリニエ(西久保)間(5Km)については広軌化されており、この区間は今後も運行が継続される(現在、一日5往復)。
★旧 豊真線・解説(ユジノサハリンスク~ホルムスク ソルチローヴォチヌイ)
・【ユジノサリンスク/豊原】~(1520mm区間へ変更し、存続・5km)~【ダーリニエ/西久保】
・【ダーリニエ/西久保】–(途中の踏切を挟み、狭軌→広軌変更で走らなくなった区間・約200m)–【仮・ダーリニエ/西久保】
・【仮・ダーリニエ/西久保】~(1067mm区間、今回廃止・12km)~【ノヴォデレヴェンスカヤ/奥鈴谷】
・【ノヴォデレヴェンスカヤ/奥鈴谷】–(1990年代の災害で不通のまま廃止された区間・約61km)–【77km乗降場】
・【77km乗降場】~(1067mm区間、今回廃止・7km))~【ホルムスク ソルチローヴォチヌイ/手井】

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