藤原匡秀(東京都)
専用入換動車(OM-1)の推進で入場するEH500-65。区所札は〔仙貨〕のまま。
‘19.3.5 大宮車両所
昨年11月21日に全般検査が施工されて大宮車両所を出場、翌22日に武蔵野線北府中駅隣接の東芝府中工場に入場した仙台鉄道総合部所属のEH500-65が、3月5日に大宮車両所へ再入場した。最終検査のためと考えられる。牽引機は新鶴見機関区所属のEF210-125で、新鶴見(信)~西浦和~大宮間の経路を全区間担当した。
同機は、3月4日に東芝府中工場を出場したが(牽引機は新鶴見機関区所属DE10 1662で、北府中~新座(タ)~府中本町~新鶴見(信)間を担当)、工場内で転用改造が施工された模様で、保安装置がATS-PF・Ps・ATC-LからATS-DFに変更(ATS-SFは共通のため変更なし)されたようである。今回の入場においては、昨年出場時の検査票には年月が記載されていなかったことや、パンタグラフや引き通し線碍子に塩害対策を行うものとみられ、今後所属が仙台総合鉄道部から門司機関区へと変更になる模様である。