片平宏之(宮城県)
前面に「迎春」のヘッドマークを掲げながら上り坂を力走するデハ101。
‘19.1.3 上毛電気鉄道 大胡―樋越
臨時運行終了後は、デハ101も会場内で展示された。
‘19.1.3 上毛電気鉄道 大胡電車庫
上毛電気鉄道では1月3日、大胡駅前に隣設する大胡電車庫で「上毛電鉄 新春イベント2019」を開催した。このイベントでは、車輌展示のほかに選奨土木遺産認定授与式、赤城三姫によるステージショーや抽選会、上電友の会によるトークショー、鉄道グッズや飲食物の販売、鉄道模型ジオラマの展示、レール犬釘打ち体験、軌道自転車体験乗車、鉄道運転シュミレータが実施された。このうち車輌展示においては、デハ104・東武テ241・デキ3021(同形との綱引き大会および先着40名による大胡構内試運転も実施)と700形718・728号車が展示されたほか、列車休憩所として700形715・725号車が開放された。
また、同日には動態保存されているデハ101を使用した臨時列車(全便が各駅停車)が大胡(9:51発)~西桐生(10:27着)間と西桐生(10:55発)~中央前橋(11:52着)間、中央前橋(12:00発)~大胡(12:18着)間で運行され、前後に日章旗およびデザインの異なる「迎春」ヘッドマークが装着された。最終便が大胡に到着してからは、前述のイベントでデハ104やデキ3021とともに展示された。