宮島昌之（石川県）

W7系導入予定のうち最後のグランクラス（12号車）を陸揚げ。

‘14.11.7　金沢港（港内の公園より撮影）

中間車も順次陸揚げ。地元報道関係者も立会っての作業となった模様だ。

‘14.11.7　金沢港（港内の公園より撮影）

　来年春の金沢開業が迫る北陸新幹線で使用されるJR西日本の新型車輌、W7系W10編成が近畿車輌（大阪）で完成し、うち4輌が所属基地の白山総合車両所へ向け貨物船2隻（1隻に2輌ずつ）で海路により輸送され、11月7日に金沢港で陸揚げ作業が行われた。今回輸送されたのはグランクラスを含む9号車～12号車で、残りについても追って貨物船が接岸し随時陸揚げ作業をするものとみられる。W7系の導入予定数10編成全ての製造が完了したことから、テレビ局や新聞社などの地元報道各社も取材に訪れていたようだ。なお、車輌メーカー別の製造編成内訳は以下の通りとなった。



川崎重工（神戸）：W1、W3、W5、W6

日立製作所交通システム社笠戸事業所（下松）：W2、W4、W8、W9

近畿車輌（大阪）：W7、W10