鉄道投稿情報局

【のと鉄道】鉄道郵便車オユ10 2565静態保存の修繕完了

その他私鉄 2013.09.10
宮島昌之(石川県)
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綺麗にお色直しされた、オユ10 2565。
‘13.9.9 のと鉄道七尾線 能登中島

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修繕の前、防水シートに覆われていた屋根上の冷房装置が、再び姿を現した。
‘13.9.9 のと鉄道七尾線 能登中島

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オユ10 2565の隣に停留していた排雪兼用モーターカー。穴水運輸区入場に使用した牽引機とみられる。
‘13.6.29 のと鉄道七尾線 能登中島
 車体外装の修繕のため、のと鉄道穴水駅隣にある穴水運輸区の検修庫に入場していた、鉄道郵便車オユ10 2565(静態保存)が無事作業を終え、9月6日(金)朝までに能登中島駅構内に戻された。貫通扉の幌は取り外されたが、腐食による外装の凸凹は目立たなくなり、屋根を含めた外装のほか足回りや床下機器などが綺麗に塗り直された。穴水運輸区の入出場に伴う輸送の様子は直接確認できていないが、本線を走行し移動させたものとみられ、入場輸送は6月29日(土)~7月2日(火)の間の、いずれかの深夜帯に排雪兼用モーターカーが牽引、また返却は地元新聞報道によると「気動車に先導」と記されていた事から、異例にもNT200形が牽引して、9月5日(木)~6日(金)の深夜帯に能登中島駅に戻された模様。オユ10 2565が本線を走行したのは、(旧)能登線の廃線に伴い、2004年11月に(旧)甲駅から現在の能登中島駅に移されて以来となる。同車輌は現在、有志団体「ふるさと鉄道保存協会・鉄道郵便ワーキンググループ」が所有管理していて、これまでも地道な手作業で車体の補修を適度進めていたが、屋外での展示が長年続いたために、外装には錆や塗装の剥がれ、所々に穴が開くなど傷みが目立っていた。地元報道によると、のと鉄道が北陸新幹線金沢開業を見据えた「能登の観光資源」の見所のひとつとして、日本に2輌しか現存しないオユ10形を活用することとなり、今回本格的な修繕が行われたとのこと。作業は段階的に進められ、昨年冬から今年の春にかけては、既報の通り能登中島駅での展示を続けながら、事前に「側扉」や「貫通扉」の補修塗装が実施されている。今後は保存環境改善のため、雨ざらしを避けるべく屋根を設置する検討を行うとのこと。なお、これまで一般向けの車内公開は、のと鉄道を利用しての団体ツアーや、「ふるさと鉄道保存協会・鉄道郵便ワーキンググループ」主催で年2回開催されている、「鉄道郵便車フェスティバル」など機会が限られていたが、9月9日(月)からは平日限定ながら随時車内が公開されることになった。(見学の旨を駅職員に申し出ることで可。無料で午前9時~午後3時まで。)

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