鉄道投稿情報局

【鉄道・運輸機構】北陸新幹線建設(石川県内)と並行在来線の話題

その他 2013.02.05
宮島昌之(石川県)
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北陸新幹線金沢駅の進入部分は路盤とレールが据付済み。ポイント付近の茶色い部分は「合成マクラギ」によりレールが敷設されている模様だ。
‘13.2.3 北陸本線 金沢

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同駅のホーム部分。計画では島式2面4線で、写真ではクレーン車がある場所の足元(足場の下)に中線が2線伸び、その左右にあるのがホームとみられる。
‘13.2.3 北陸本線 金沢

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金沢総合車両所運用検修センター山側の脇を通る北陸新幹線の高架橋、均等に架線柱が並ぶ。写真左奥の「JR西日本金沢支社ビル」の建物を第三セクターが開業前に先行取得することも報道された。
‘13.2.3 北陸本線 東金沢-金沢(陸橋上公道より撮影)
 2015年春の金沢開業まであと2年程となった北陸新幹線は建設が進み、いよいよJR金沢駅の新幹線側建屋の建設が、昨年12月の起工式を経て本格的にスタートしている。
 現在、JR金沢駅周辺や構内には工事用の覆いや足場が組まれているほか、新幹線側ホームにも大型クレーンの姿があり、建材搬入が進められている。計画では1階が改札口や駅事務室など、中2階に在来線との乗換え改札口など、3階に全覆型の島式ホーム2面4線が設けられる。
 次に、石川県内の同高架橋工事の状況だが、高架橋本体は白山総合車両基地(仮称)の入出場線を除き全て繋がっていて、特に金沢以東では路盤とレール、架線柱の据付、変電所設備設置もほぼ終わっている模様で、既に空中線が張られている場所も存在する。
 一方、北陸新幹線開業に伴い経営分離される並行在来線の第三セクター各社の概要も、報道を通じ徐々に明らかになっている。
 特に現北陸本線ルートの車輌について、「えちごトキめき鉄道株式会社」の”日本海ひすいライン”では、つい先日に経営計画素案の段階だが「新型気動車を新造して運行」と発表があったほか、昨年には石川・富山各県とJR西日本との間で鉄道資産譲渡について大筋合意がなされ、「富山県並行在来線準備株式会社」には新型車輌16編成(521系とみられる)と旧型車輌5編成(413系の可能性が高い)、「石川県並行在来線株式会社」では5編成(ともに521系とみられる)と、それぞれ具体的な数も報じられていて、『Rail Magazine』2012年11月号(通巻350号)の「475系ファイナルガイド」にも触れられた内容以上に、北陸新幹線開業後の国鉄型車輌の将来を占ううえでは、かなり厳しい数字となっている。
 また、特急〈サンダーバード〉等の特急列車が、金沢以東(和倉温泉および富山)への運転継続となるかどうかについても注目されている。
 それらの報道を受けてか、石川県内の北陸本線沿線では、475系や485系特急〈北越〉などの撮影目的で遠方から訪れるレイル・ファンの姿も見られる。
 さらに、つい先日には、JR線と石川県の並行在来線をまたいで乗車する場合に「乗り継ぎ割引」を適用することや、新幹線開業前までに「JR金沢駅舎」と「JR西日本金沢支社ビル」の建物を先行して「石川県並行在来線株式会社」が取得することにも合意したと報じられている(同駅舎の管理・運営や商業施設の運営は引き続きJR西日本が行なうとのこと)。

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