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鉄道投稿情報局

【JR西】ダイヤ改正後の北陸本線普通ローカル運用に変化

JR西日本 2011.03.02
宮島昌之(石川県)
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長距離を走る普通の代表格だった敦賀発富山行き(223M)は金沢止まりに。
‘11.3.1 北陸本線 石動
 先日より各書店などでJRグループ春のダイヤ改正の内容が反映された時刻表の発売が始まったが、この改正を機に北陸本線の普通ローカル運用が大きく変化しようとしている。
 改正後は、朝の下り2本(小松―富山間、福井―津幡間)と七尾線直通(小松~七尾線)を除き、金沢駅に入線する普通列車は同駅終着または始発の扱いとなり、まるで「関所」の如く分断されることになる。そのため、今まで北陸3県(福井、石川、富山)の間を通しで走る普通列車が朝を中心に上下線で何本かあったが、今度のダイヤ改正で全て消滅することになり、金沢駅での乗り換えが必要になる。長距離運転をする223M(敦賀―富山)、520M(糸魚川―福井)なども改正後は「金沢止まり」となり、運転距離が短縮されることになる。
 昔の北陸本線には、富山―米原間や直江津―福井間の普通列車などの設定があった記憶があり、「青春18きっぷ」を使いのんびり揺られ移動していた当時が懐かしい思い出だが、もうその面影すらも消えつつある。

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