増永祐一(神奈川県)
205系の足回りを流用した200番代(写真はNe-202編成)は2002年に登場。わずか8年の活躍であった。‘10.6.30 横須賀線 品川 P:増永祐一
走りなれた原宿宮廷ホーム前を通過する253系Ne-08編成の〈成田エクスプレス35号〉。‘10.6.30 山手貨物線 新宿―渋谷 P:二ノ宮忠勝
大船駅に到着した〈成田エクスプレス54号〉(Ne-07編成)。253系の活躍を讃えたい。‘10.6.30 横須賀線 大船 P:増永祐一
1991(平成3)年3月19日に〈成田エクスプレス〉の車輌として営業運転を開始、以来成田空港アクセス列車として活躍を続けた253系電車は、6月30日をもって営業運転を終了し、19年の歴史に幕を下ろした。
最後の253系充当列車となったのは下りが〈成田エクスプレス53号〉、折返しの上りが〈成田エクスプレス54号〉で、大船→成田空港→池袋と運転されたのがNe-02編成、池袋→成田空港→大船と運転されたのがNe-07編成であった。
後者が23時26分、定刻に大船駅へ到着したそのとき、253系による〈成田エクスプレス〉の営業運転は全て終了となった。
引退にちなみ、253系にヘッドマーク等の掲出は無かったものの(「YOKOSO! JAPAN」は6月30日でも見られた)、最後まで〈成田エクスプレス〉としての使命を全うした姿は立派であった。
なお、7月11日には大船駅構内で253系の展示、同月17日には大船―成田空港間で253系による団体臨時列車が運転される予定。
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