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川崎重工業形式の最近の記事

efWING / 熊本電気鉄道6000系

 
kumamoto.jpg
efWING 6221ef P:小野雄一郎

 いささか前になりますが、フリーゲージトレイン3次試作車の取材にいった編集部の小野さんが、熊本電気鉄道に納入された川崎重工製efWINGを撮影してきてくれました。
 リリースによればこのefWING(エフウイングではなくイーエフウィングと読むそうです)は世界で初めて台車枠にCFRPを使用した台車。このCFRP製台車枠にはサスペンション機能を持たせるとのことで、従来のようなコイルばねによる軸ばねを省略するとともに、各車輪のレールに与える力を安定させるとのこと。この結果、大幅な軽量化とともに、従来に比べ輪重抜けを大幅に改善し、脱線に対する安全性をも向上させているそうです。
 KAWASAKIのバイクを連想させるようなシルエットも魅力的なこのefWING。今後、どのような路線に普及していくのか、楽しみですね。
KW202.jpg
藤崎宮前〜黒髪町間の併用区間を行くefWING装備の6221ef。
2014.4.20 P:小野雄一郎

2014.6.24作成

 
650:KW177
KW-177(先頭/3001A)

651:KW178
KW-178(連接/3002B+3002A)
 筑豊電気鉄道3000形電車の台車です。3000形は西鉄から譲渡された2000形連接車(赤い2車体連接の2100番代)の機器を利用して製作されたもので、台車も当初は種車から日車NS-15/NS-15Aを再利用していましたが、2006年頃から台車の新製による交換が始まりました。今は併用軌道に乗り入れることもありませんが、路面電車サイズのものとしては珍しい、いまどきの形態の軸梁式台車で、他にはあまり類のないものでしょう。駆動装置は台車交換前と同じく吊掛式です。
A Chikuho Electric Railroad 3000 type train. A 1988 debut.
2011.5.25 西山 P:高橋一嘉

2011.8.11作成

 
533:KW-60A
KW-60A(M台車)

534:KW-61A
KW-61A(T台車)
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:円筒ゴム式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)

 1989年にデビューした西鉄の特急用電車8000形の台車。ベースとなったKW-60/KW-61は5000形の増備車で採用されたもので、軸箱支持は円筒ゴム式。M台車の駆動方式はWN。8000形の後に増備された5000形付随車や6000形でも採用されたほか、VVVF制御となった6050形ではM台車のみKW-61Bに区分されている。
A train for limited expresses of Nishi-Nippon Railroad, 8000 type. A 1989 appearance.
西日本鉄道8000形:RailMagazine65号参照 1989.11.27 筑紫工場 P:RM

2009.8.24作成

LINK これまでに収録した西日本鉄道の台車
KW-60A KW-61A KW-161B OK-10C OK-10D KL-11B KL-13 FS51

 
470:OK-10C
OK-10C(両端M台車/5015B)

471:OK-10D
OK-10D(連接部T台車/5015B-5015A)
軸距:1500mm 車輪径:660mm 軌間:1435mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:コイルばね

 かつて北九州線、北方線、福岡市内線あわせて112編成を擁した西鉄の軌道線用連接車群のうち、37編成は川車製であり、これらはいずれも川車製軸梁式台車、いわゆるOK台車を履いていた。このOK-10系は福岡市内線1001形用のもので、吊り掛け駆動であった北九州線1001形のOK-9およびOK-12系に比べ、中空軸平行カルダン駆動を採用している。
 写真のOK-10C/OK-10Dは1957(昭和32)年製の1006〜1015に組み合わされたもので、うち4編成が熊本市電に譲渡され5000形となった。西鉄軌道線用連接車の譲渡車は広島電鉄や筑豊電気鉄道にもいるが、カルダン駆動・OK台車の組み合わせは熊本市電5000形のみである。
The 5000 type train of the Kumamoto streetcar. A product made in 1957, a former Fukuoka streetcar.
2009.1.19 新町 P:高橋一嘉

参考文献:『路面電車ガイドブック』東京工業大学鉄道研究部・著(1976年 誠文堂新光社)

2009.2.1作成

LINK
これまでに収録した西日本鉄道の台車
KW-60A KW-61A KW-161B OK-10C OK-10D KL-11B KL-13 FS51
これまでに収録した熊本市交通局関連の台車 OK-10C OK-10D NS-18 NS-19
これまでに収録した路面電車関連の台車

KW-77C / 京阪電気鉄道9000系

 
456:KW-77C
KW77C(9051)
軸距:2100mm 軌間:1435mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)

 1997年に登場した京阪9000系電車のM台車(T台車は住友製FS517C)。7200系のKW-77Bをベースに乗り心地向上のためばね常数を変更したもの。駆動装置はTD継手による平行カルダン。原形式のKW-77は6000系のVVVF制御試作車(後に7000系に編入)および7000系で採用されたもので、9000系以降も10000系や2008年デビューの3000系でも派生形式が採用されている。
9000 series trains of Keihan Electric Railway. A 1997 debut.g
京阪電気鉄道9000系:RailMagazine164号参照 1997.2.28 淀車庫 P:RM

2008.12.18作成

LINK これまでに収録した京阪電車関連の台車

KO / 上毛電気鉄道デハ100形

 
435:川車KO
KO(デハ101)
軸距:2150mm 車輪径:865mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸箱守(釣合梁) 枕ばね:コイルばね

 1928(昭和3)年、上毛電気鉄道開業に合わせて川崎車輌で製造された上毛電気鉄道デハ100・デハ二50形電車の台車。一見、標準的な釣合梁を持つボールドウィン型台車のようだが、中央の枕ばねに重ね板ばねではなくコイルばねを採用した、当時としては非常に先進的な台車。また、軸受も製造当初はコロ軸受を採用したが、これは部品供給の関係で後に平軸受に変更されている。
A DEHA-100 type train of Jomo Denki Tetsudo. A 1928 debut.
全般検査を完了、パンタグラフや足回りなどが黒色に変更され、見違えるほど引き締まった印象になったデハ101号。11月9日には大胡電車庫で開業80周年イベントが、また11月2日からは臨時列車として運行される予定である(詳しくはこちらを参照)。 2008.10.3 大胡電車庫 P:RM(K)

デハ101号についてはRailMagazine303号で詳しくご紹介しています。

2008.10.20作成

KW-77E / 京阪電気鉄道3000系

 
430:KW-77E
KW-77E(M台車/3051)
軸距:2100mm 軌間:1435mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)

 2008年10月19日から営業運転を開始する京阪電気鉄道3000系のM台車(T台車は住友製FS577)。駆動装置はTD継手による平行カルダン。基礎ブレーキ装置はユニットブレーキによる踏面片押し。先頭台車には増粘着材噴射装置が取り付けられている。
 原形式のKW-77は6000系のVVVF制御試作車(後に7000系に編入)および7000系で採用されたもので、以降7200系、9000系、10000系で派生形式が採用されている。
3000 series [Comfort Saloon] of Keihan Electric Railway. A 2008 debut.
京阪電気鉄道3000系:RailMagazine302号参照
2008.6.27 寝屋川車両基地 P:RM(K)

LINK これまでに収録した京阪電車関連の台車

2008.10.6作成

 
429:KS-132A
KS-132A(8681)
軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1435mm
軸箱支持:湿式円筒案内式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)

 KS-132は1971(昭和46)年に登場した京阪3000系電車のTc車用として製造されたもので、汽車会社製。M台車の住友製FS381が積層ゴム式軸箱支持であるのに対し、KS-132は前任である1900系のKS-70と同様にシンドラタイプの円筒案内式軸箱支持だが、枕ばねはFS381と同じくダイレクトマウント構造となった。
 このKS-132Aは1972(昭和47)年に登場した2次車以降で採用された改良型。同年、汽車会社は川崎重工に合併されており、汽車会社の番号体系ながら川崎重工製ということになる。
 編成変更や改造・改番を経て8000系に編入された現在は京都方Tcの8531と中間Tのうち8681号がKS-132Aを履く。
keihan8681.jpg
2008.6.27 寝屋川車両基地 P:RM(K)

参考文献
『復刻版私鉄の車両15 京阪電気鉄道』飯島 巖・青野邦明・諸河 久(2002年 ネコ・パブリッシング)

LINK これまでに収録した京阪電気鉄道関連の台車

2008.10.2作成

川崎682 / 神戸電鉄1100系

 
412:川崎682
川崎682(1210)
軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸箱守(ウイングばね) 枕ばね:コイルばね

 1969(昭和44)年に登場した神戸電鉄1100系のT台車(M台車は川崎681)。形式の682とは1968年の2形式目を表す。後に登場した3扉版の1150系も同様の組み合わせ。
The commuter train of the Kobe electric railroad, 1100 series. A 1969 debut.
2008.5.27 鈴蘭台-鵯越 P:高橋一嘉

参考文献
復刻版 私鉄の車両19 神戸電気鉄道』飯島 巌・藤井信夫・諸河 久(2002年 ネコ・パブリッシング)

これまでに収録した神戸電鉄関連の台車 川崎682 KW-68 KW-68A

2008.8.11作成

KW-68A / 神戸電鉄6000系

 
411:KW-68A
KW-68A(6002)
軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)

 2008年6月4日から営業運転を開始した神戸電鉄6000系電車の台車。前作5000系に引き続き川崎重工製の軸梁式台車である。基礎ブレーキ装置は踏面両抱き。T台車の設定はない。The 6000 type commuter train of the Kobe electric railroad. A 2008 debut.
神戸電鉄6000系:RailMagazine299号参照 2008.5.27 道場南口 P:RM(K)

これまでに収録した神戸電鉄関連の台車 川崎682 KW-68 KW-68A

2008.8.8作成

 
403:KW-88
KW-88(M台車/8158)

404:KW-88B
KW-88B(8800形用T台車/8808)
軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1435mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)

 KW-88は1989年に登場した京阪電気鉄道の特急電車8000系のM台車で、川崎重工製。6000系2次車以降と同じ軸梁式軸箱支持を採用するが、専用の形式となった。KW-88Bは1997年に増備されたダブルデッカーの付随車8800形用。その他のT車は住友金属製のSUミンデン式FS517Dを履く。
8000 series 「Elegant Saloon」 of Keihan Electric Railway. A 1989 debut.
2008.6.27 寝屋川車両基地 P:RM(K)

京阪電気鉄道8000系:RailMagazine71号 同8800形:RailMagazine170号参照

LINK これまでに収録した京阪電気鉄道関連の台車

2008.7.7作成

 
340:KW-35B
KW-35B(M台車/5001) 写真:1986.6.16 東二見工場 RM

341:KW-36B
KW-36B(T台車/5600) 写真:1986.6.16 東二見工場 RM

 1986(昭和61)年に登場した山陽電鉄5000系電車の台車。原形式のKW-35/KW-36は1981(昭和56)年製の3050系から採用されたもの。1990年製の増備車からは軸梁式軸箱支持のKW93/KW94に変更されている。
軸距:2150mm 車輪径:860mm 軌間:1435mm
軸箱支持:円筒案内式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)

5000 series trains of Sanyo Electric Railway. A 1986 debut.
デビュー当時の5000系。1998年からは阪神との直通特急の運転が開始され、大阪・梅田まで乗り入れるようになった。
山陽電気鉄道5000系:RailMagazine33号参照 2008.1.8作成

KW-68 / 神戸電鉄5000系

 
260:KW-68
KW-68 写真:1994.5.31 鈴蘭台車庫 RM

 1994年に登場した神戸電鉄初のVVVF制御車、5000系電車の台車。前作2000系と同じく川崎重工製の軸梁式台車を履く。日本有数の山岳路線とあってT台車の設定はない。基礎ブレーキ装置は踏面両抱き。
軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)

神戸電鉄5000系
2007.5.15作成

これまでに収録した神戸電鉄関連の台車 川崎682 KW-68 KW-68A

KS-77A / 京阪電気鉄道1000系

 
160:KS-77A
 汽車会社が開発した一自由度系台車“エコノミカルトラック”の一種で、1977(昭和52)年に登場した京阪1000系のM車用のもの。エコノミカルトラックは金属製のばねに比べ撓みの大きい空気ばねの特性を生かして軸ばねを省略、軸箱はゴムブッシュを介して台車枠側梁に組み込んだ構造のため、独特の外観を持つ。1959(昭和34)年に京阪1810系で試用されたKS-57を初めとして、京阪、阪急、南海大阪軌道線に採用されたが、特に京阪電車では採用例が多かった。
 汽車会社は1972(昭和47)年に川崎重工に合併にされており、このKS-77Aは汽車会社の番号体系による形式ながら川崎重工製ということになる。なお、“KS”を冠する形式も、またエコノミカルトラックも、このKS-77Aが最後となった。
 写真は京阪1000系1103号のもの。
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:ゴムブッシュ(軸箱梁) 枕ばね:空気ばね
 
写真:2006.7.26 寝屋川車庫 高間恒雄
1000系
更新によって大きく表情が変わった1000系。T車の台車は住友金属製のFS399を履いている。 写真:2006.4.17 滝井-千林 高間恒雄 2006.8.17作成

参考文献:
「台車とわたし8」高田隆雄(『鉄道ジャーナル』№103所収/1975年 鉄道ジャーナル社)
復刻版私鉄の車両15 京阪電気鉄道
飯島 巖・青野邦明・諸河 久(2002年 ネコ・パブリッシング)

LINK これまでに収録した京阪電気鉄道関連の台車

 
146:KW-151
KW-151(M台車)

147:KW-152
KW-152(T台車)

 りんかい線、埼京線、川越線で活躍する東京臨海高速鉄道70-000形電車の台車。JR東日本209系のDT61/TR246に準じた軸梁式軸箱支持のボルスタレス台車である。
 70‐000形の一部はJR東日本に譲渡され川越・八高線用の209系3100番代となったため、それらの台車はDT61/TR246に仲間入りしている。
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

写真:1995.12.5 新木場-東雲 RM
TWR70-000
1996年3月の第一期開業を前に報道公開された際の70-000(ななまん)形。まだ当時は4輌編成。車輌基地も地下線内の仮設のものであったため、開業前の本線上での報道公開となった。 2006.7.13作成

東京臨海高速鉄道70-000系:RailMagazine149号参照

KW-161B / 西日本鉄道3000形

 
105:KW-161B
 西鉄初のステンレスカーとして2006年3月に就役した3000形電車のM台車。T台車はKW-162Bを名乗る。2000年登場の6050形5次車以来の方式を踏襲した軸梁式軸箱支持のボルスタレス台車で、牽引装置は1本リンク式である。2連のMc車連結側のものは1個モータ仕様。また、3連大牟田方のTc1車も将来の高加速度化に対応するためKW-161Bを履いている(モータは未装架)。写真は3連のM車モ3301のもの。
軸距:2100㎜ 車輪径:860㎜
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

写真:2006.3.23 筑紫車庫 宇都宮照信
西鉄3000形
西日本鉄道3000形:RailMagazine273(2006年6月)号参照 2006.4.15作成

LINK これまでに収録した西日本鉄道の台車
KW-60A KW-61A KW-161B OK-10C OK-10D KL-11B KL-13 FS51

 
59:KW-167
KW-167(M台車)

60:KW-168.jpg
KW-168(T台車)
 
 2005年8月に開業した首都圏新都市鉄道つくば線、通称“つくばエクスプレス”用電車の台車。同線の車輌は直流電化区間(秋葉原〜守谷間)用のTX-1000系と、交直両用で全線走行可能なTX-2000系が存在するが、台車形式は両系列とも同一。130km/h運転に備えヨーダンパ、軸ダンパを装備する軸梁式のボルスタレス台車である。ブレーキ方式はM台車がユニット式踏面片押しブレーキ、T台車は1軸2ディスク+ユニット式踏面片押しブレーキとなっている。写真はTX-1000系のプロトタイプ車のもの。
軸距:2100mm 車輪径:860mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:空気ばね(ボルスタレス)

写真:2003.4.25 つくばエクスプレス総合基地(守谷) RM
つくばエクスプレス
首都圏新都市鉄道TX-1000系:RailMagazine238(2003年7月)号を参照。

2006.1.14作成

OK-14/土佐電氣鐵道200形

 
42:OK-14
OK-14(216) 写真:2007.11.20 鏡川橋 高橋一嘉

 川崎車輌(後の川崎重工業)が昭和20〜30年代にかけて開発・製造した軸梁式台車、通称OK台車は、関東では京急、関西では山陽電鉄のものが有名だが、路面電車用のものもかなりの数が西鉄の軌道線に納入されている。
 写真のOK-14は土佐電氣鐵道200形のもの。200形は1950(昭和25)年から21輌が製造されたが、1955(昭和30)年製の215号以降は自社若松町車両工場の手による土佐生まれの電車となり、その内215・216・220・221号の4輌にこのOK-14が組み合わされた。写真は216号のもの。
軸距:1400mm 車輪径:660mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:コイルばね

土電221号
OK-14を履いていた頃の221号。同車は2006年に入り元名鉄モ590形のFS78Aに履き替えている。 写真:2005.10.19 桟橋通四丁目 高橋一嘉
2005.12.9作成 2007.12.12更新

参考文献:『路面電車ガイドブック』東京工業大学鉄道研究部・著(1976年 誠文堂新光社)

LINK
路面電車関連の台車
土佐電気鉄道の台車

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