FS381B(8781)
軸距:2100mm 車輪径:860mm 軌間:1435mm
軸箱支持:緩衝ゴム式 枕ばね:空気ばね(ダイレクトマウント)
FS381は1971(昭和46)年に登場した京阪3000系電車のM台車として製造されたもの。軸箱支持方式は2000系などのFS337系で実績のあった緩衝ゴム式を採用しているが、枕ばねはダイレクトマウントとなった(Tc車が履くT台車は汽車会社・川崎重工製のKS132/KS132A)。FS381Bは1972(昭和47)年から登場した4連の中間T車用として製造されたもの。
編成変更や改造・改番を経て8000系に編入された現在はMcおよび中間M車のほか2階建て車の8831号がFS381を、また8781号がFS381Bを履く。
2008.6.27 寝屋川車両基地 P:RM(K)
参考文献
「住友金属の台車28」鈴木光雄(『鉄道ピクトリアル№481』所収/1987年 電気車研究会)
『復刻版私鉄の車両15 京阪電気鉄道』飯島 巖・青野邦明・諸河 久(2002年 ネコ・パブリッシング)
LINK これまでに収録した京阪電気鉄道関連の台車
2008.9.29作成