鉄道ホビダス

NS-18 NS-19 / 熊本市交通局8200形

 
562:NS-18
NS-18(M台車/8202)

563:NS-19
NS-19(T台車/8202)
軸距:M:1800mm T:1400mm 車輪径:660mm
軸箱支持:シェブロン式 枕ばね:コイルばね

 新造車としては日本初のVVVFインバータ制御車として誕生した熊本市電8200形電車の台車。M台車は直角カルダン駆動による1モータ2軸駆動で、MTで400mm異なる軸距、内側軸受方式、シェブロン式軸箱支持、防音車輪の採用など、2年前に広島・長崎向けに製作された軽快電車用台車との共通点が多いが、こちらは枕ばねに油圧ダンパ併用のコイルばねを用いている。基礎ブレーキ装置は油圧キャリパによるディスクブレーキ(M台車:1軸1枚、T台車:1軸2枚)。またM台車に見える砂箱は当初からの装備である。
A Kumamoto streetcar 8200 type train. A 1982 appearance. Japan's first VVVF inverter control train.
2009.10.19 西辛島町-辛島町 P:高橋一嘉

参考文献
「熊本市交通局8200形電車」細井正博(『鉄道ピクトリアル』408号所収/1982年 電気車研究会)

LINK
これまでに収録した熊本市交通局関連の台車 OK-10C OK-10D NS-18 NS-19
これまでに収録した路面電車関連の台車

このweb上のすべての画像は個人でお楽しみになる以外の使用はできません。