NS-19(T台車/8202)
軸距:M:1800mm T:1400mm 車輪径:660mm
軸箱支持:シェブロン式 枕ばね:コイルばね
新造車としては日本初のVVVFインバータ制御車として誕生した熊本市電8200形電車の台車。M台車は直角カルダン駆動による1モータ2軸駆動で、MTで400mm異なる軸距、内側軸受方式、シェブロン式軸箱支持、防音車輪の採用など、2年前に広島・長崎向けに製作された軽快電車用台車との共通点が多いが、こちらは枕ばねに油圧ダンパ併用のコイルばねを用いている。基礎ブレーキ装置は油圧キャリパによるディスクブレーキ(M台車:1軸1枚、T台車:1軸2枚)。またM台車に見える砂箱は当初からの装備である。
2009.10.19 西辛島町-辛島町 P:高橋一嘉
参考文献
「熊本市交通局8200形電車」細井正博(『鉄道ピクトリアル』408号所収/1982年 電気車研究会)
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