OK-10D(連接部T台車/5015B-5015A)
軸距:1500mm 車輪径:660mm 軌間:1435mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:コイルばね
かつて北九州線、北方線、福岡市内線あわせて112編成を擁した西鉄の軌道線用連接車群のうち、37編成は川車製であり、これらはいずれも川車製軸梁式台車、いわゆるOK台車を履いていた。このOK-10系は福岡市内線1001形用のもので、吊り掛け駆動であった北九州線1001形のOK-9およびOK-12系に比べ、中空軸平行カルダン駆動を採用している。
写真のOK-10C/OK-10Dは1957(昭和32)年製の1006〜1015に組み合わされたもので、うち4編成が熊本市電に譲渡され5000形となった。西鉄軌道線用連接車の譲渡車は広島電鉄や筑豊電気鉄道にもいるが、カルダン駆動・OK台車の組み合わせは熊本市電5000形のみである。
2009.1.19 新町 P:高橋一嘉
参考文献:『路面電車ガイドブック』東京工業大学鉄道研究部・著(1976年 誠文堂新光社)
2009.2.1作成
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これまでに収録した西日本鉄道の台車
KW-60A KW-61A KW-161B OK-10C OK-10D KL-11B KL-13 FS51
これまでに収録した熊本市交通局関連の台車 OK-10C OK-10D NS-18 NS-19
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