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OK-14(216) 写真:2007.11.20 鏡川橋 高橋一嘉
川崎車輌(後の川崎重工業)が昭和20〜30年代にかけて開発・製造した軸梁式台車、通称OK台車は、関東では京急、関西では山陽電鉄のものが有名だが、路面電車用のものもかなりの数が西鉄の軌道線に納入されている。
写真のOK-14は土佐電氣鐵道200形のもの。200形は1950(昭和25)年から21輌が製造されたが、1955(昭和30)年製の215号以降は自社若松町車両工場の手による土佐生まれの電車となり、その内215・216・220・221号の4輌にこのOK-14が組み合わされた。写真は216号のもの。
軸距:1400mm 車輪径:660mm 軌間:1067mm
軸箱支持:軸梁式 枕ばね:コイルばね
OK-14を履いていた頃の221号。同車は2006年に入り元名鉄モ590形のFS78Aに履き替えている。 写真:2005.10.19 桟橋通四丁目 高橋一嘉
2005.12.9作成 2007.12.12更新
参考文献:『路面電車ガイドブック』東京工業大学鉄道研究部・著(1976年 誠文堂新光社)