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宮島昌之

鉄道メモリアルゾーンにあったモニュメントの駅名標(レプリカ)と踏切(警報機・遮断器)が、道の駅の駐車場にある植え込みに移設された。旧輪島駅の駅名標といえば、落書きで書かれたとされる「シベリア」が有名だが、モニュメントのホーム側から見れたものを移設したためか、写真向かって左が「シベリア」、右が「のといちのせ」となっている。

道の駅輪島「ふらっと訪夢」は旧輪島駅の跡地にある。背後に輪島市文化会館があるが、解体工事が進行中で、足場と防塵防音シートに遮られている。

「ふらっと訪夢」の入口。鉄道メモリアルゾーンは奥に真っすぐ進んで左手にあったが、同じく防塵防音シートに遮られ、現場の様子を垣間見ることは叶わなかった。
‘26.5.10 石川県輪島市 道の駅輪島「ふらっと訪夢」(3点共)

過去2011年夏に撮影した「鉄道メモリアルゾーン」の写真。私はその後輪島市に行く予定が無く、再訪は叶わなかった。車の長距離運転が難しくなって以降、「特急バスに乗ってでも計画を立て、1度は行っていれば」と今更後悔している。
2011年 石川県輪島市 道の駅輪島「ふらっと訪夢」
のと鉄道七尾線のうち穴水~輪島間は、2001年の春に部分廃止された。その後、終着の輪島駅の跡地は再整備され、道の駅輪島「ふらっと訪夢」として生まれ変わった。同施設と裏手の輪島市文化会館の間には鉄道メモリアルゾーンを設け、旧駅のホームの一部を再現したモニュメントがあった。
しかし、既知の通り石川県輪島市は2024年元旦に発生した「令和6年能登半島地震」で甚大な被害を受けた。道の駅は同年3月に営業再開にこぎつけたものの、被害が大きかった輪島市文化会館はやむなく取り壊すこととなり、解体工事が現在進められている。
地震後、鉄道メモリアルゾーンは立ち入り禁止となっていた模様で、工事区画にあるためか残念ながら後に撤去された模様だが、最近になって駅名標(レプリカ)と踏切が、道の駅の駐車場の植え込みに移設された。鉄道メモリアルゾーンが見られなくなったのは残念であるが、駅の面影が残っただけでも本当に安堵している。
なお、復興応援に加えて、「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」や、「ポケットモンスター」が描かれた「ポケふた」とコラボしているためか、頻繁に車の出入りがあり、撮影した日曜日は駐車場が混雑していた。可能であれば鉄道を利用し、のと鉄道の穴水駅から路線バス(特急バス)乗り換えも検討願いたい。
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P:宮島昌之
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