185系

鉄道投稿情報局

(旧)能美線のモハ3761がスマートストアに!能美市「能美根上駅利用促進施設」が開業

その他私鉄 2026.03.30NEW

宮島昌之

IRいしかわ鉄道の能美根上駅東口広場前に、モハ3761の車内を活用した無人店舗「のみ電スマートストア」がオープンした。写真の車両左半分(駐車場側)が店舗で、右半分(駅側)が待合スペースとなっている。駅前に移設後、車両の外装や足回り床下機器が綺麗に再塗装されている。

車両の出入口には風除室があり、雨風や雪の日も安心だ。また車内にはエアコンも整備され、夏や冬でも快適に利用できる。

無人店舗の内観だ。車内に什器や冷蔵・冷凍庫を並べ商品を陳列。決済機器や冷凍食品を解凍する電子レンジも備えられている。

待合スペースの内観。「のみでん広場」展示当時の車内の面影を可能な限り残した印象だ。

能美根上駅の橋上、駅務室跡を改装しオープンしたレトロな外観の「能美根上55食堂」。カウンター席やテーブル席が並び、駅自由通路にもテーブル席を並べ飲食に利用できる。

‘26.3.29 IRいしかわ鉄道 能美根上(5点共)

 既報の通り、石川県能美市が計画・工事を進めていた「能美根上駅利用促進施設」が竣工し、2026年3月29日に開業した。

 構成は、「のみでん広場」から移設した北陸鉄道(旧)能美線の車両モハ3761を活用した「のみ電スマートストア」と、IRいしかわ鉄道能美根上駅の駅務室跡を改装した「能美根上55食堂」からなる。

 「のみ電スマートストア」は無人店舗と待合スペースで構成され、店舗には能美市のお土産品やIRいしかわ鉄道グッズ、おにぎりやカップ麺、パン、菓子、アイス菓子、ペットボトル飲料、日用品などが並ぶ。

 能美市では、同店で販売してほしい商品を、事前に市民からネットアンケートの形で聞き取っていて、その意見を反映した品揃えとみられる。精算はセルフレジ式で、「スマートストア」の名の通りクレジットカードやコード決済、電子マネー(撮影時点では調整中)のみで、現金では決済できない。交通系ICカードの利用もできないとのこと。

 一方、「能美根上55食堂」は、こだわりのコーヒーやタピオカドリンクのほか、朝に嬉しい「卵かけ御飯」や、お昼からは麺類・カツ丼、金沢カレーなどの食事、クラフトビールや地酒などのアルコール類、おつまみの一品などがあり、一部商品はテイクアウトも可能だ。

 なお、食堂は飲食に関係なくフリースペースとして利用も可能だが、混雑時は飲食客を優先させたいとのことで、なるべくモハ3761の待合スペースを利用願いたいとのことだ。

■関連記事
IRいしかわ鉄道金沢駅ホームの特急「能登かがり火」の乗車口案内がリニューアル

P:宮島昌之

鉄道投稿情報局


事業者別
月別アーカイブ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加