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鉄道投稿情報局

都心に残る臨港線の跡…「晴海鉄道橋」が遊歩道に

その他 2025.09.30

宮本康宏

遊歩道として整備された旧晴海鉄道橋(豊洲側から)。

現代の鉄道高架橋にひろく使われるプレストレスト・コンクリート(PC)桁と、鉄道用としては日本初のアーチ橋(ローゼ橋)の組み合わせ。

床板の一部にはガラスがはめ込まれ、復元した路盤や鉄骨そして水面が見えるようになっている。

‘25.9.28 東京都中央区・墨田区 春海橋公園(3点共)

 東京都中央区晴海と墨田区豊洲の間、晴海運河に残る鉄道遺構「旧晴海鉄道橋」。東京都港湾局専用線 晴海線の一部として、1957年に開通し、1989年に廃止されたあとも橋梁区間が残されていた。しかし、これを東京都が遊歩道として整備し、春海橋公園の一部として、2025年9月19日から一般開放された。

 遊歩道化に際しては床板に当時のレールが埋め込まれるなど、現役当時をしのばせる演出がなされ、夜間にはライトアップも行われる。アクセスは東京メトロ有楽町線・ゆりかもめ豊洲駅から徒歩12分だ。

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今日の一枚「東京都江東区豊洲~中央区晴海 旧晴海鉄道橋」

P:加藤 努

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