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鉄道投稿情報局

【JR西】475系A19編成(国鉄急行色)の話題

JR西日本 2013.01.22
宮島昌之(石川県)
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検査時期が後にずれ込んでいるとみられるA19編成。
‘13.1.21 北陸本線 東金沢
 昨年秋に「RM News」でも報告したが、475系A19編成(国鉄急行色)は検査時期(重要部検査を受けるとみられる)が近く、早ければ昨年秋頃入場と見込まれていたが、年明けの現在に至ってもまだ検査入場することなく営業運転を続けている。
 前回の検査はこれも既報の通り2010年6月に受けているが、それより以降に検査を受けた475系A21編成が、昨年12月から現在まで本線に姿をみせておらず、金沢総合車両所松任本所にて検査入場しているものとみられ、互いの検査の順番が入れ替わったかたちとなっている。
 これまでのA19編成の過去の動向から、検査時期が遅れている理由として、
○2010年9月頃から福井地域鉄道部福井運転センター(南福井)構内に出向き、およそ3ヶ月半ほど営業運転から外れていた時期があった。
○昨年秋に開催された敦賀地域鉄道部「敦賀車両管理室」一般公開でA19編成が展示されているが、イベント終了後もおよそ1週間ほど金沢総合車両所運用検修センター構内(海側)で留置されていて、すぐには営業運転に復帰していなかった。
 以上の点が考えられ、あわせておよそ4ヶ月間のブランクが生じた結果、検査時期が後にずれ込んだものと推測できる。
 仮に検査時期が4ヶ月遅れとなった場合、2013年3月ダイヤ改正の前後に重なり、同編成の扱いが特に気にかかるところだが、先月JR西日本金沢支社発表の公式プレスリリース、同ダイヤ改正の概要によると、ローカル関連では運転時刻の見直しなどが主で、新型車輌による運行の増減については特に触れられていないことから、475系、457系各編成の動向について、2013年度は現状維持の可能性が高いものとみられる。
 A19編成が無事に検査を終えるよう祈念したいと思う。
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