「令和6年能登半島地震」にともなう石川県内の鉄道の現況（1月4日現在）

宮島昌之

七尾線は暫定で1月3日から金沢～高松間で通常より本数を減らし運転。

IRいしかわ鉄道～あいの風とやま鉄道の相互運転は1月3日の昼頃に再開。

‘24.1.4　IRいしかわ鉄道 金沢（2点共）

北陸鉄道の浅野川線は1月4日の始発より運転再開。

‘24.1.4　北陸鉄道浅野川線 北鉄金沢

　2024年1月1日の午後4時過ぎに発生した最大震度7の「能登半島地震」では、北陸エリアの各鉄道会社の運行に多大な支障がでた。

　JR西日本の北陸新幹線・北陸本線（特急や普通）は1月2日までに運転を再開。

　同七尾線は1月3日より金沢～高松間で通常より本数を減らし運転しているが、復旧作業や余震が続く中、全線再開までは目途が立たない模様。

　のと鉄道は新聞報道などを読む限り、被害が甚大で目途が立たない模様。

　IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道は1月2日が臨時列車や区間運転で対応、翌3日の午後に両線相互運転を再開した。

　北陸鉄道は石川線が1月3日、浅野川線は翌4日に運転を再開している。