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【武蔵野線開業50周年記念!】E233系による武蔵野線側線探検イベント列車運行

JR東日本 2023.10.10

大森瑛人(東京都)

東所沢を出発し、まず南越谷を目指すE233系0番代H56編成。

‘23.10.8 武蔵野線 東川口

南越谷で折返し、府中本町へ向かうE233系0番代H56編成。

中央本線内では「むさしの号」(右)として武蔵野線車両と中央快速線車両が顔を合わせるが、武蔵野線線内では珍しい並び。

‘23.10.8 武蔵野線 武蔵浦和(2点共)

府中本町から北府中駅を素通りして折返し線内に入り、さらに旧下河原線方向への側線へ折返し、手旗位置で停車するE233系H56編成。左にEF65 535、ED31 3の姿が見える。

‘23.10.8 武蔵野線 北府中

初めての東浦和以東へと入線する中央線用 E233系 トタH56編成の6両編成が南越谷へ東向きする。

‘23.10.8 武蔵野線 東浦和 P:玉木裕一

 10月8日、武蔵野線において、豊田車両センター中央快速線用E233系0番代H56編成を使用した、貸切臨時列車が運行された。

 この列車は、武蔵野線が1973年4月1日に府中本町駅~新松戸駅間で開業、1978年10月2日に新松戸駅~西船橋駅間延伸開業して、2023年で開業50周年、全線開通45周年の節目の年を迎え、JR東日本八王子支社が企画したものである。

 武蔵野線において、通常の営業列車では乗ることができない南越谷駅引上げ線、府中本町駅引上げ線、北府中駅東芝府中工場引き込み線に繋がる側線、新秋津駅西武鉄道連絡線に接続する側線に入線したもので、東所沢→南越谷→府中本町→北府中→新秋津→東所沢の順に運行された。また、北府中では、工場側に留置されているEF65 535、ED31 3とも並ぶ姿が見られた。

 武蔵野線は当初貨物線として建設されたものだが、首都圏の人口増加とともに利用者も増え続け、開業当初は101系1000番台6両編成により40分間隔で運行されていたものが、現在はE231系、209系500番台の8両編成で、日中は約10分間隔で運行。さらに京葉線と直通運転されるまでに成長し、貨物列車や武蔵野線を経由した臨時列車の運行と併せ、列車運行頻度も増えている。

 なおE233系0番代が武蔵野線に入線するのも、大宮総合車両センターへの入出場を除けば珍しいことであり、東浦和以東の入線は初めてのことと思われる。

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