185系

鉄道投稿情報局

651系を使用した臨時特急「水上」運転! 来期はどうなる?

JR東日本 2023.01.02

大森岳人(東京都)・奈良 仁一郞(埼玉県)

上野から沼田・水上へ向かう651系1000番代の特急「水上91号」。

‘22.12.30 東北本線 浦和~赤羽 P:大森岳人

深谷に停車中の臨時特急「水上91号」。

‘22.12.31 高崎線 深谷 P:奈良仁一郞

水上・沼田から上野へ向かう651系1000番代の特急「水上92号」。

‘23.1.2 東北本線 浦和~赤羽 P:大森岳人

 2022年12月29日~31日にかけて、上野から水上まで、臨時特急「水上91号」が大宮総合車両センター東大宮センター651系1000番代を使用して運行された。

 また、2023年1月2日には、水上から上野まで特急「水上92号」が同様に運行された(1月3日にも運行)。

 毎年年末年始に上野~水上間で運行される列車だが、前面表示は今回も「臨時」の表示であった。

 651系1000番代を使用する列車(「草津」、「あかぎ」、「スワローあかぎ」)については、2023年3月のダイヤ改正でE257系5500番代が新たに使用されるとJR東日本から発表されており、特急「草津」も「草津・四万」に、特急「スワローあかぎ」も「あかぎ」に改名、統一されることになっている。

 651系については明確に全車引退とはプレス発表されていないが、非VVVF制御車としてのJR型特急も希少となってきており、「水上」も含め、今後の動向が注目される。

編集部追記】特急「水上」は、上越新幹線が経由しない地域の旅客に便利な列車として親しまれたが、関越自動車道の利用者増加などもあり、2010年に定期列車としての運行を終了し、現在は臨時特急として設定されるのみとなっている。列車名はかつて新特急「谷川」であったが、上越新幹線に「たにがわ」の列車名を譲り、1997年に「水上」と改称されている。

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P:加藤弘樹

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