高知県内走行距離約200km！「高知横断特急列車」

松崎大輔（高知県）

早朝の土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に入線した2700系（送り込み回送時）。

‘21.12.21　土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線 西分～和食

　JR四国と土佐くろしお鉄道では、開催中の四国デスティネーションキャンペーン特別企画として、最新特急型気動車2700系で土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線奈半利からJR土讃線・土佐くろしお鉄道中村線を経由して、土佐くろしお鉄道宿毛線宿毛まで、高知県を東西に横断する特別ツアーを実施した。2021年12月21日が西行きの「高知横断特急 宿毛号」、12月22日が東行きの「高知横断特急 奈半利号」としての運行。2700系としてはこれが初めてのごめん・なはり線への入線で、土佐くろしお鉄道所有の2730＋2780の2両を含む3両編成で運転された。

【編集部追記】走行距離は200km弱、走行時間は6時間超という、一つの県内で終始する列車としてはかなり長距離・長時間となるユニークな列車。旅行商品としての発売で、途中駅では工夫を凝らしたおもてなしなどが乗客を楽しませた。

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