【JR四国】今なお活躍が続く予讃線特急「宇和海」、登場から32年！

植松　繁（香川県）

「宇和海」には2000系（写真左）、N2000系（写真右）の両方が使われる。松山駅では、特急「しおかぜ」「いしづち」と縦列停車をして乗り換え客の利便を図っている。

‘22.11.26　予讃線 松山

　予讃線の松山～宇和島を結ぶ特急「宇和海」が、1990年11月に定期列車化されて今年で32年を迎えた。同じJR四国の高徳線特急「うずしお」と同様にほぼ毎時1本の高頻度で運転され、観光客だけでなく通勤・通学にも重宝され地域の足として根づいている。

　また、世界初の制御振子式気動車2000系が今なお活躍する列車でもあり、狭隘な南予の鉄路を日々快走している。その走りは本当に胸のすく思いで、気動車ファンには一度は味わって欲しい列車だ。

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