大久保広樹

2025年までは、通年EH200の入線が見られ、盆・正月等貨物列車運休時には、多数の留置車も見られた篠ノ井派出。今年のお盆は検査庫・機留線とも車両の姿はない。ただし、建物・設備は残り、庫越しに「しなの5号」が見える。
‘26.8.15 塩尻機関区篠ノ井派出

2025年のお盆は、画像からEF64 2両、EH200 2両の姿が確認できる。この時、EF64の姿が消えることは想定していたが、EH200まで見られなくなるとは予想外だった。
‘25.8.17 塩尻機関区篠ノ井派出
篠ノ井派出は1973年、篠ノ井線等電化時、国鉄篠ノ井機関区として開設。EF62、64、DE10、DD16等を擁した機関車拠点だった。分割民営化後JR貨物となり、2004年に塩尻機関区篠ノ井派出へ。2008年に運用消滅、翌年配置車両も消滅したが、その後も検査・留置に使用されてきた。ところが2026年の春頃から入線が見られず、例年留置機が並ぶお盆期間にも不在。加えて入出区線3ヶ所に車止標識を確認した。JR貨物の公式発表は確認できないが、2026年3月の中央西線EF64撤退と歩調を合わせ、使用を停止した可能性がある。2025年の夏まで見られた機関車が消えた構内は、往時を知る者には衝撃的である。今後の動向に注目したい。
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