185系

鉄道投稿情報局

臨時の特急「サンダーバード」、681系0番代(しらさぎ色)フル編成で運転

JR西日本 2023.10.06

宮島昌之(石川県)

特急「サンダーバード」幕を掲出する、「しらさぎ色」の681系0番代W03編成のクロ681-4。

基本編成と付属編成の連結部分。パッと見は特急「しらさぎ」だが、実は特急「サンダーバード」で大阪からやってきた。

金沢総合車両所運用検修センターへ引き上げる、681系0番代のW03編成+W14編成。やはり特急「しらさぎ」にしか見えない。

‘23.10.5 北陸本線 金沢(3点共)

 2023年10月5日に運転された臨時特急「サンダーバード15号」(7015M)だが、使用された編成が金沢総合車両所運用検修センター所属で共に「しらさぎ色」の、681系0番代W03編成+W14編成(計9両)だった。

 過去の目撃を調べてみると、数日前の10月2日頃から臨時特急「サンダーバード15号」(7015M)と臨時特急「サンダーバード30号」(7030M)に、この編成が充てられていた模様だ。

 私自身の経験では、多客期など増結のため「しらさぎ色」の681系の付属編成3両が連結されたり、臨時列車で同基本編成6両で運転された姿を見たことがあるが、基本+付属フル編成での運転は珍しいことと思われる。

 特に来年春の北陸新幹線敦賀延伸開業が迫る中、特急「サンダーバード」幕と「金沢」行を掲示する「しらさぎ色」の681系0番代の姿は、貴重な光景に見えている。

 パッと見で外観は特急「しらさぎ」9両編成に見えるが、側面の種別幕は青色の特急「サンダーバード」と、普段から特急「サンダーバード」や「しらさぎ」に乗り慣れている利用客には、「ややこしい」と思われているかもしれない。

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P:宮島昌之

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