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鉄道投稿情報局

能登線(廃線)の珠洲駅跡に「スキップとローファー」のフォトスポットを設置

その他私鉄 2023.05.03

宮島昌之(石川県)

珠洲駅跡のホームに設置された撮影スポット。駅名標が「凧島(いかじま)」に装飾されている。

‘23.4.30 石川県珠洲市 道の駅すずなり(のと鉄道 旧能登線(廃線)珠洲)

【参考】「凧島(いかじま)駅」のモデルと思われる蛸島駅跡のホーム。写真は2017年当時の姿で、今回時間の都合現地に行けなかったが、ベンチ上の雨除け屋根が崩壊しているとの情報がある。

‘17.10.18 のと鉄道 旧能登線(廃線)蛸島 ※奥能登国際芸術祭2017見学時に撮影

 人気漫画「スキップとローファー」のフォトスポットが、のと鉄道旧能登線(廃線)の珠洲(すず)駅跡に2023年4月29日~8月末日まで設置されている。

 珠洲駅跡は現在「道の駅すずなり」の敷地にあり、ホームの一部や線路、信号機、駅名標などがモニュメントとして残されている。今回、ホームにある駅名標を「凧島駅(いかじま)」に装飾したほか、主人公の岩倉美津未や志摩聡介のパネルと一緒に記念撮影ができる。

 この他、同じく作品のモデルとして登場する「木ノ浦海岸」「鉢ヶ崎海岸」や、市の観光スポットで知られる「見附島」「禄剛崎灯台」「道の駅すず塩田村」では、AR技術を活用して作品のキャラクターと一緒に記念撮影が楽しめる(観光施設等で配布中の冊子ARマップのQRコードを使用)。

 「スキップとローファー」は2023年4月からTOKYO MXやBS朝日他各局でアニメ放送がスタートした。同アニメでは石川県珠洲市各所をモデルとした光景がいくつか登場しているそうなのだが、鉄道関係では「凧島駅」と書いて「いかじまえき」と呼ぶ駅の光景が、「2005年春に廃線となった、のと鉄道能登線の蛸島駅では?!」と放送後SNSやインターネットで話題になった。

 なお、旧蛸島駅跡は以前から駅舎側からの立ち入りは出来ないので注意したい。同駅跡の線路には「奥能登国際芸術祭」の作品が常設展示してあり、旧正院駅側からの公道から線路上のバラストやマクラギを伝って歩いて向かう。ところが、以前「ホームにあるベンチ上の雨除け屋根が崩壊している」という悲しい情報がSNSに流れてきた。聖地巡礼の際には、丈夫な靴と歩きやすい服装で足元に注意しながら身の安全に配慮して行っていただきたい。

 最後に、珠洲市内へのアクセスだが、レイル・ファンとしては移動に鉄道を利用したい性があるのだが、のと鉄道の穴水駅より先の公共交通機関は路線バスやタクシーに限られる。また、土曜休日は路線バスの本数が減るため、更に移動が制限される。遠距離の自動車運転ができない私は、骨の折れる手段だが朝6時台の金沢駅発の七尾線と路線バスの乗り換えで日帰りをしたが、疲労感はハンパない。

 よって普段から自動車の運転できる方は、のと鉄道穴水駅でのレンタカー・サービスを利用するのがオススメと思う。また、可能であれば珠洲市内で1泊してのんびり各所の聖地巡りをしていただきたく思う。

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P:宮島昌之

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