185系

鉄道投稿情報局

※写真追加アリ※ キハ120形の気動車を使用した団体列車「急行たいしゃく」運転

JR西日本 2022.12.14

正清雄也(岡山県)・垣内雄一(岡山県)

ヘッドマークを付けて運転された。

‘22.12.4 伯備線 倉敷~清音 P:正清雄也

岡山~倉敷間は上下線ともに回送扱い。

‘22.12.4 山陽本線 岡山 P:正清雄也

備後落合駅ではヒバゴンの着ぐるみキャラとメーテルのコスプレイヤーさんがお出迎え。

‘22.12.4 芸備線 備後落合 P:垣内雄一

 2022年12月4日、キハ120形気動車を使用し、「急行たいしゃく」と名付けられた団体列車が運転された。

 この企画は玉野市電保存会が「守ろう芸備線急行たいしゃくの旅」として催行したもの。ホームベース形のヘッドマークも掲出され。岡山~倉敷間は回送、倉敷~備後落合(新見)間は旅客扱いし、山陽〜伯備〜芸備線で運転された。使用された車両は、後藤総合車両所岡山気動車支所所属のキハ120 338であった。

 往路の終点の備後落合では側線での留置が出来ないため、備後落合~新見間で車両を回送。団体客は後続の定期列車で新見に向かい、復路は新見〜倉敷まで旅客扱いとなった(岡山〜倉敷間は回送)。(正清雄也)

 途中、布原にも停車し見学会が行われたほか、東城から乗り込んだ案内人による沿線ガイドも披露。

 また、備後落合では、西城町観光協会をはじめとする地元の盛大な歓迎行事も行われ、参加者は近くのドライブインで、備後落合駅のかつての名物「おでんうどん」を堪能した。(垣内雄一)

編集部追記】「たいしゃく」の列車名は、広島県北部の帝釈峡に因む。1962年の列車誕生時の種別は準急で、運転区間は岡山~(伯備線・芸備線経由)~広島間だった。後年は急行化され、最晩年の運転区間は広島~備後落合間。2002年に廃止された。

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P:江口賢志

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