【南海】30000系の車庫内での脱線事故で、2000系が高野線特急の代走

岡本尚雄（大阪府）

2000系が特急の代走を務めた。

‘22.5.28　南海電気鉄道高野線 堺東～三国ヶ丘

2扉通勤車が特急「こうや」「りんかん」として、全車自由席で運転された。

‘22.5.29　南海電気鉄道高野線 浅香山〜我孫子前　P：大庭裕和

　2022年5月27日の小原田検車区内での脱線事故で30000系特急型電車が運用に就くことが不能となり、すべての高野線特急が2000系4連（2＋2）による代走となった。全席自由席・特急料金無料となっている。運行期間は5月30日時点では5月27～30日と予定されている。

【編集部追記】高野線用の特急車両は、30000系2本（17m級）、31000系1本（17m級）、11000系1本（20m級）の4編成しか在籍しておらず、今回脱線事故当該編成以外に、この影響で出庫できない編成が生じたことから2000系による代走措置が採られているようだ。