E217系・クラY-13編成が長野総合車両センターへ配給輸送

玉木裕一（埼玉県）

春の甲州路を行くE217系。長野への帰らぬ旅となる。

車体下部という、登場当時としては変わった位置に設置された尾灯を輝かせて走り去る。

‘22.3.9　中央本線 甲府～竜王（2点共）

　2022年3月9日、鎌倉車両センター所属のE217系・クラY-13編成（11両）が、廃車のため大船～長野総合車両センター間で配給輸送された｡牽引は､長岡車両センター所属のEF64 1031が担当した｡クラY-13編成は､3月3日の運用を以て離脱していた｡

　最後尾の行先表示器に惜別のメッセージが表示されることがあるが､今回は無表示だった｡なお、鎌倉車両センターでは、現時点でE217系基本編成の配給輸送済本数とE235系基本編成の投入済本数は共に13本となっている｡