直江津に115系「ろくもん」、455系「立山」「しらゆき」が集い信越・北陸本線の要衝が再現

大久保広樹

直江津駅まで運転された115系「ろくもん」の回送は、沿線で「暗くなってから」と聞き、雨の中を待ち続けた。そして国鉄型455（413）系「立山」ヘッドマーク付きを撮り合わせることができた。ぜひ、昼間の出会いを見てみたい。

115系「ろくもん」とET127スカ色、E653系「しらゆき」が一枚に収まった。かつてスカ色は長モトの70系が柏崎まで乗り入れ、「しらゆき」は金沢～青森間を結んだ長距離DC急行を思い出させた。信越・北陸本線の要衝、直江津駅が再現された。

‘25.10.26　えちごトキめき鉄道直江津

　しなの鉄道の観光列車「ろくもん」が、2025年10月26日、約4年半ぶりに直江津駅へ乗り入れた。これは北しなの線とえちごトキめき鉄道の開業10周年を記念する相互乗り入れ企画の一環で、旧信越本線を思い出させる両社の直通運転だった。

　この運用中の直江津駅では、115系「ろくもん」の戸倉への回送待ちの間に、えちごトキめき鉄道の観光急行455（413）系「立山」マーク付き（※急行立山は直江津まで来ていないが、北陸本線の主要急行名）、ET127スカ色、E653系「しらゆき」との出会いが実現。かつて信越・北陸本線の要衝だった直江津駅を思い出させた。安全面に配慮の上、こうした看板車両の相互運転が全国に広がればと夢見た。

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