夢を諦めても、別の形で夢を実現してくれたクモヤ143-52

大久保広樹

撮影ツアー準備と推定されるクモヤ143-52＋クモユニ143-1＋クハE216-1001の入換。夏雲の下、白昼夢の中にいるような感覚だった。当日ご参加の皆さまにとって、心に残る撮影会となることを祈念したい。

‘25.7.23　長野総合車両センター

　2025年7月15日、倉庫線のヌシ元マニ50 2241が旧工場側へ。解体と思われたが庫に収納、その後、動きはあるも解体線には入らない。気になり足を運んだ7月23日、13:50頃、クモヤ143-52が現れた。これは、7月27日開催予定の「スカ色集合！撮影会」用の準備と推定され、クモユニ143-1＋クハE216-1001を留置線へ入換して待機。この様子は北しなの線等からも確認できる状態だ。

　地元でも待望の撮影会（2024年10月25日鉄道投稿情報局「スカ色115系と湘南色クモヤ143-52偶然の2色共演 そして夢見る共同企画」参照）は、地元では更に高額に感じ断念で、残念に思っていたが、本記録は幸運だった。

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P：大久保広樹