宮島昌之
2年越しの悲願であったFV-E991系「HYBARI」の試運転の走行をようやく見ることが叶った。
‘24.11.6 鶴見線 鶴見小野
独特なアーチ形状の鉄骨が支えるホーム屋根。昭和の雰囲気が色濃く残る国道駅に到着する次世代の車両「HYBARI」。
‘24.11.6 鶴見線 国道
2号車の屋根上にある「水素貯蔵ユニット」。その斜め右、床下にあるのが「燃料電池装置」。
‘24.11.6 鶴見線 鶴見
ここからは、ホットではなく「今更感」がある話題で、自身の日記のような形となるがお許し願いたい。
過去の記事にも触れた「HYBARIチャレンジ」、約2年越し関東入り4度目の2024年11月6日にようやく、FV-E991系「HYBARI」が飛ぶ?!(いや走行です)姿を見ることが叶った。
過去の見たままの情報では、ほぼ毎週頻繁に試運転をしているはずなのに、現地に行く都度にタイミングを外され、ここまで年月を要したのは、鳥の雲雀のように「優柔不断恐るべし」といったところ。
鶴見線の利用客にとって「HYBARI」は見慣れた存在のようで、スマホのカメラを向ける人も少なく、同行の仲間に「HYBARI」の正体を詳細に語りだす背広姿の客の姿も。
「HYBARI」の試運転では、駅に必ず停車し、発車時にはタイフォンを鳴らしている。当然ながらディーゼル車のような大きな音は聞こえず、静かに発車し走行している。
また、1号車の座席の窓には目隠しの反射シールが貼られ、2号車の座席の窓にはカーテンを引いて車内の様子をうかがい知ることはできないが、技術者らが乗り込み何等か試験を行っているものと思われる。
驚いたのは、試験走行開始から2年以上が経過しているのに、外観だけでなく足回りや床下装置も意外に綺麗な状態が保たれている点だ。雲雀が砂浴びと羽づくろいをするように、きれい好きなのかもしれない。
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P:宮島昌之
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