宮島昌之（石川県）
構内を横断する一般公道の踏切警報機や遮断機が完全に撤去されていた。「前方に踏切」と注意を促す道路標識がむなしく見える。
写真向かって左側の構内試運転線で、横断する公道より手前の架線や架線柱が撤去されていた（公道より奥はマナーと考えあえて見ていないので未確認）。
側線下り1番線の出発信号機（左側）は撮影時も点灯していたが、今後この信号は使用することはあるのだろうか？
‘23.11.3 北陸本線 松任（3点共）
既報の通りJR西日本では、来春の北陸新幹線敦賀延伸に合わせて金沢総合車両所松任本所の閉所を発表しているが、閉所に向けた動きが続いている。
構内の一部を横断する一般公道に設置されていた踏切の警報機および遮断機が全て撤去されていたほか、公道から構内奥まではマナーと考え見ていないが、駅手前までの構内試運転線上に吊るされた架線や架線柱が撤去されていた。
一方で、松任駅の構内では同所と金沢からの本線相互の入出場線として使われていた側線下り1番線にある出発信号機や引き上げ線への入換信号機は撮影時にも点灯していて、架線もそのまま残っている。
駅構内には保線施設があり、下り1番線の線路は今後も保線車両の出入りで使用するかもしれないが、同信号機や架線はまもなく使用停止となるのだろうか？ 今後も注目していきたい。
なお、しばらく松任駅で下車していなかったことから、この話題も実際に動きがあってから相当日数が経過しているとも考えられ、撮影報告が遅れていたのなら申し訳なく思う。
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P：宮島昌之
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